従業員の方の、ハラスメント相談・メンタル不調や人間関係に関することなど、さくら相談の「つながり相談室」が受け止めます。

【コラム1-⑦】 ライフスタイルハラスメントの事例と対話のコツ

ライフスタイルハラスメントは、職場や社会において発生する問題の一つであり、個人の尊厳や心身の健康に影響を及ぼします。以下に、ライフスタイルハラスメントの事例と対話のコツを紹介します。

1,ライフスタイルハラスメントの事例

  • ワークライフバランスの乱れ: 長時間労働や休暇の取得が難しい状況で、仕事とプライベートのバランスが崩れることがあります。上司や同僚からの過度な仕事の要求やプレッシャーは、ライフスタイルハラスメントに該当します。
  • 健康への影響: 喫煙者に対する差別や、食事習慣や運動不足に対する批判的な発言もライフスタイルハラスメントです。個人の健康状態に対する配慮が必要です。
  • プライベートな話題への干渉: 年齢や結婚、出産、趣味などのプライベートな話題について、無理に聞き出す行為はライフスタイルハラスメントとなります。

2,ライフスタイルハラスメントへの対話のコツ

  • 相手の立場を理解する: ライフスタイルは個人によって異なります。相手の立場や状況を理解し、共感を示すことで、対話を円滑に進めましょう。
  • 適切な質問をする: プライベートな話題に踏み込む際は、相手が話したいかどうかを尋ねることが大切です。無理に話題を追求しないように心掛けましょう。
  • フィードバックを適切に伝える: 健康やライフスタイルについてのフィードバックをする際は、建設的で肯定的な言葉を選び、相手を傷つけないように注意しましょう。

ライフスタイルハラスメントを防止するためには、相互理解と適切なコミュニケーションが重要です。