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【コラム3-③】フィードバックの受け方とモチベーション向上への活用

フィードバックは、個人の成長や目標達成において非常に重要な役割を果たします。適切なフィードバックを受け入れ、活用することで、モチベーションを高めることができます。ここでは、フィードバックの受け方とそれをモチベーション向上に活用する方法について考えてみましょう。

1.フィードバックの受け方

心を開く

フィードバックを受ける際には、まず心を開いて受け入れる姿勢が大切です。批判的な意見であっても、それを建設的なアドバイスとして捉えることで、自分の成長につなげることができます。

防御的にならない

ネガティブなフィードバックを受けたときに防御的になるのではなく、冷静に耳を傾けることが重要です。感情と切り離してフィードバックを受け入れることで、改善点を客観的に理解することができます。

積極的に質問する

フィードバックが具体的でない場合や理解しにくい場合は、積極的に質問して詳細を確認しましょう。具体的な改善点や次のステップを明確にすることで、行動に移しやすくなります。

2.フィードバックをモチベーション向上に活用する方法

ポジティブフィードバックの活用

ポジティブフィードバックは、自己効力感を高め、モチベーションを強化する効果があります。良い点を認められることで、自分の行動が正しい方向に向かっていると確信し、さらに意欲的に取り組むことができます。

建設的フィードバックの受け入れ

建設的フィードバックは、改善点を具体的に指摘し、どのようにすればより良い結果が得られるかを示します。これにより、個人の成長を促し、目標に向けた進歩を実感することができます。

フィードバックに基づく行動計画の立案

フィードバックを受けた後は、それに基づいて具体的な行動計画を立てることが重要です。改善点を明確にし、次に何をすべきかを計画することで、モチベーションを維持しやすくなります。

セルフフィードバックの実践

自分自身で定期的にフィードバックを行うことも効果的です。自己評価を通じて、自分の強みと弱みを把握し、改善点を見つけることで、継続的な成長を目指すことができます。

フィードバック文化の育成

組織やチーム内でポジティブなフィードバック文化を育てることも重要です。定期的なフィードバックセッションを設け、互いにフィードバックを交換することで、全体のモチベーションを高めることができます。

フィードバックは、単なる評価ではなく、成長のための貴重な情報です。適切に受け入れ、活用することで、モチベーションを高め、目標達成に向けた行動を促進することができます。フィードバックを積極的に活用し、自己成長を続けていきましょう。