従業員の方の、ハラスメント相談・メンタル不調や人間関係に関することなど、さくら相談の「つながり相談室」が受け止めます。

代表者

株式会社さくら相談
代表取締役 森重克昌

・産業カウンセラー
・THP心理相談員
・経営学修士

代表者挨拶

「すべての人に安心安全な働く場であってほしい」

私たちは今、『いつ何が起こるか予測できないVUCAの時代』を生きていると言われています。

VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった造語で、「行き先が不透明で将来の予測が困難な状態」を意味する言葉です。

また、chatGPT にみられるようなテクノロジーが急速に発展し、ビジネスモデルや消費者のニーズも急速に変化しています。企業には状況変化を素早く察知し、時代に適応した人材を採用・育成し、組織と行動を柔軟に変えていくことが求められます。

また昭和から平成にかけての成長路線において成功してきた価値観やビジネスモデルも、令和の時代になって変化しているにもかかわらず、その基盤となる働き方がこの時代の変化に追いついていけない企業は多くあります。

渦中にいる私たちは、常にこの変化と言う名の競争にさらされています。そこでは、常に大きなストレスにさらされて生きています。弊社グループでも過去にメンタル不調者が連続して発生し、組織運営に大きな支障をきたしてしまいました。原因は従業員一人ひとりを見ておらず、「変化」についていくことだけを一方的に語っていたからです。これらの反省をもとに、SRDAを設立し、1ON1を通じて早期発見と未然防止に努めて参りました。同時に、ハラスメント相談窓口も設置し、安心安全な職場作りを目指すこととしました。現在では、株式会社さくら相談を設立し、弊社グループのクライアント先のお客様を中心に同様のサービスを展開するに至っております。

企業が存続、発展していくためには、そこで働く人が存分に能力を発揮できる心理的安全性の高い環境が必要です。私は、メンタル不調やハラスメント被害で苦しむ人をたくさん見てきました。その中でいつも感じることは、当人の苦しさだけでなく、家族や友人恋人も巻き込んで苦しめてしまうことのいたたまれなさと、経営とは安心安全な職場を提供することである、という思いです。

働く人それぞれが自分らしいキャリアを歩み、周囲から尊重される世界で生きていけるように、私たちの事業を通してサポートしていきたいと考えています。そして、一人でも多くの人が安心安全な職場で働けるようになることを願っています。