従業員の方の、ハラスメント相談・メンタル不調や人間関係に関することなど、さくら相談の「つながり相談室」が受け止めます。

代表者

株式会社さくら相談
代表取締役 森重克昌

・産業カウンセラー
・THP心理相談員
・経営学修士

1,代表者あいさつ

「すべての人に安心安全な働く場であってほしい」

私たちは今、『いつ何が起こるか予測できないVUCAの時代』を生きていると言われています。異常気象による災害、未知のウイルスなど、外部環境が不確実な時代です。ビジネスの世界においてもchatGPT にみられるようなテクノロジーが急速に発展し、ビジネスモデルや消費者のニーズも急速に変化しています。企業には状況変化を素早く察知し、時代に適応した人材を採用・育成し、組織と行動を柔軟に変えていくことが求められます。

企業経営や組織経営に絞ってこの半世紀の時代考えると、昭和から平成にかけての成長路線において成功してきた価値観やビジネスモデルも、令和の時代になって急激に変化していることがわかってきているにもかかわらず、その基盤となる働き方がこの時代の変化に追いついていけない企業は多くあります。

渦中にいる私たちは、常にこの変化と言う名の競争にさらされています。そこでは、常に大きなストレスにさらされて生きています。弊社グループでも過去にメンタル不調者が連続して発生し、組織運営に大きな支障をきたしました。原因は従業員一人ひとりを見ておらず、「変化」についていくことだけを一方的に語っていたからです。その反省に立ち、改善のために一般社団法人さいたま地域振興協会(SRDA)を設立し、1ON1を通じて心理的不調の早期発見と未然防止に努めて参りました。同時に、ハラスメント相談窓口も設置し、安心安全な職場作りを目指すこととしました。これらの知見を活かし、株式会社さくら相談を設立し、弊社グループのクライアント先のお客様を中心に同様のサービスを展開するに至っております。

企業が存続、発展していくためには、そこで働く人が存分に能力を発揮できる心理的安全性の高い環境が必要です。私は、メンタル不調やハラスメント被害で苦しむ人をたくさん見てきました。その中でいつも感じることは、当人の苦しさだけでなく、家族や友人恋人も巻き込んで苦しめてしまうことのいたたまれなさです。今、経営者の一人として「経営とは安心安全な職場を提供することである」という思いをより一層強くしているところです。

働く人それぞれが自分らしいキャリアを歩み、周囲から尊重される世界で生きていけるように、私たちの事業を通してサポートしていきたいと考えています。そして、一人でも多くの人が安心安全な職場で働けるようになることを願っています。